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若手デザイナー集めたファッションショー  エフ・エフ・ビー    福岡で活動の新鋭3ブランド


 服飾卸関係のテナントが入居する福岡ファッションビルを運営する株式会社エフ・エフ・ビー(福岡市博多区博多駅前、本田義博社長)は2月11日、若手デザイナーを集めた新たなファッションショー「Revo Rabo Fukuoka」を初開催した。
 地元ファッション産業振興を目的とした取り組みで、同社主催のショーイベントは初めて。若手デザイナーの活躍を応援する目的から、出展料やイベント参加料などは無料とした。当日参加したのは、「DE:CODE」(ヤマダカズキさん)、「和洋折衷」(小西航太さん)、「またどまーじゅ」(内野陽介さん)の3ブランドで、いずれも福岡を中心に活動する20代前半の駆け出しデザイナー。会場は1階フロア全体を活用し、「通路」をウォーキングの舞台に設定して演出し、バイヤーや一般顧客などから立ち見も含む300人の見学者が訪れた。
 「角」にこだわったデザインやジャージを活用した衣装など、3ブランドはいずれも意欲的で特徴に溢れたデザインばかりで、見学者からは「もっと見ていたいと思わせる濃密な時間だった」などの好評を得ていた。本田社長は「福岡のファッション発信拠点として、当ビルの新たな役割を開拓できたと思う。これを機に、福岡のファッション産業振興につながる取り組みを増やしていきたい」と話している。