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若年者ものづくり競技大会で銀賞 九州職業能力開発大学校 3職種で入賞
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独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営し、ものづくり産業に特化した教育プログラムを実施する九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、岡田龍雄校長)は8月7日から2日間、中央職業能力開発協会主催の「第11回若年者ものづくり競技大会」に出場し、メカトロニクス職種で銀賞、ITネットワークシステム管理職種で銅賞、フライス盤職種で敢闘賞を受賞した。
同大会は、若年者のものづくり技能向上と技能労働者の育成を目的に毎年開催しており、20歳以下の職業訓練開発施設や工業高校などの生徒を対象に14職種の技能を競うもの。このうち2人1組の全28チームが出場し、工場の自動生産設備を模倣したモデルを使って調整やプログラミングを実施する「メカトロニクス職種」で同校の永吉和磨さんと彌勒友一さんが銀賞。17人が出場し、ネットワークとサーバーシステムを設計・構築・運用管理していく「ITネットワークシステム管理職種」で川本拓実さんが銅賞を受賞した。また、31人が出場し、金属製の工作物を加工する「フライス盤職種」で出田章裕さんが敢闘賞を受賞した。このほか同大学校では旋盤職種、建築大工職種にも出場していたが入賞には至らなかった。
岡田校長は「最高賞の金賞を獲得できなかったのは残念だが、出場した5職種のうち3職種で入賞できたので大健闘だった」と話している。