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苅田町に10階建てビジネスホテル   広島県のベッセルホテル   11月オープン


 広島県福山市のホテル業の株式会社ベッセルホテル開発(渋谷誠社長)は、7億5000万円をかけ京都郡苅田町磯浜町1丁目に10階建てビジネスホテル「スリープイン苅田北九州空港」を建設している。10月に完成し、11月にオープンする。福岡県内では06年2月にオープンした「スリープイン貝塚」に次いで2棟目。
 場所は福岡県北東部にある苅田町の中心部で、同町国道10号苅田港入口交差点そば。敷地面積が2586平方メートル、延べ床面積4297平方メートル、部屋数はシングルが110室、ツインが18室の計128室。宿泊料金はシングル5985円、ツイン9975円。同ホテルからの北九州空港を利用したビジネス客需要を見込んでおり、初年度稼働率は70%、売上高は6700万円を目指す。74台収容の駐車場も完備。
 高橋敏幸支配人は「新空港ができたことで九州の玄関口として企業群の増加、同地への出張客が見込める」としている。
 同社は2003年設立、資本金1000万円。売上高は3億7600万円(06年3月)。従業員は21人。関連会社に株式会社べッセル、ベッセルテクノサービス、財団法人しぶや美術館がある。