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苅田町にサーマルシステムの新工場 ヴァレオジャパン


週刊経済2021年12月28日発行

22年7月稼働予定

自動車部品サプライヤーの㈱ヴァレオジャパン(東京都渋谷区、アリ・オードバディ社長)は、京都郡苅田町にサーマルシステムの新工場「苅田工場」を建設している。2022年7月稼働予定。
九州での需要拡大に応じて新設するもの。国内7カ所目、九州2カ所目の工場となる。場所は苅田町与原のヘッズハイテクパーク内。敷地面積は8527㎡、建物は工場部分が平屋、事務所部分が3階建ての構造で、延べ床面積は8049㎡。カーエアコンユニット、アクティブグリルシャッター、自動車用樹脂成型部品を生産する。従業員数は約75人で、うち10人を新規採用予定。同社は「九州で自動車メーカー各社の拠点近隣に新工場を設けることで、信頼性の高い供給と効率向上を図っていく」と話している。
同社はフランスのヴァレオグループの日本法人として1985年設立。資本金91億円。九州では2010年に九州工場(京都郡苅田町)を開設している。