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苅田工場のビルトエッジ製造ラインを一新 豊鋼材工業


投資額約1憶3000万円

鉄鋼及び金属加工販売の豊鋼材工業㈱(粕屋郡篠栗町尾仲、北沢祥社長)は今年10月から、約1億3000万円をかけて苅田工場のビルトエッジ加工製造ラインを一新する。12月に工事完了予定。
更新投資として老朽化に対応するもので、溶接機4基すべてを入れ替える。同製造ラインで生産されるビルトエッジ形鋼は建物の強度を上げるため、断面をH型加工に溶接した鋼材のことで、鉄橋や競技場、橋梁などのさまざまな構造部分に使用される。
北沢社長は「今回の製造ライン一新で、重厚長大な鋼材を供給するメーカーとして持っている加工機能をさらに強化していきたい。製品と社員の質を高め、管理体制を強化することでファーストコールカンパニーを目指していく」と話している。
同社は1958年6月設立、資本金4億5000万円。売上高は184億8000万円(2018年3月期)。従業員数186人。北沢社長は愛知県豊田市出身。1958年2月2日生まれの60歳。創価大学法学部卒。趣味は絵画鑑賞、ゴルフ。

2018年7月10日発行