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苅田北九州空港―行橋間で4車線化工事 西日本高速道路
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週刊経済2022年6月28日発行
防災や減災を図る
西日本高速道路㈱(大阪市北区堂島1丁目、前川秀和社長)は、東九州自動車道の苅田北九州空港インターチェンジ(IC)―行橋IC間の一部4車線化工事に2020年11月から着手しており、6月1日に上下線を分離した車線の運用に切り替えた。
4車線化区間は苅田北九州空港IC―行橋IC間8・6㎞のうち、約1・1㎞の区間で、防災、減災、国土強靭(きょうじん)化を図る。上下線を分離した車線の運用に切り替えることで、対面通行が解消される。車線切替後は、中央分離帯の施工、舗装などの改良工事を実施し、工事は今年秋頃の完了を予定している。同社は「4車線化することで、安全性・走行性の向上、災害時の代替機能強化など、地域の発展に貢献することが期待される」と話している。
同社は2005年10月設立。資本金は475億円。従業員数は2709人。同社は東九州自動車道のうち北九州JCT―みやこ豊津IC及び椎田南IC―中津IC間、門川IC―清武南IC間、中津IC―宇佐IC間及び速見IC―佐伯IC間の維持管理や料金サービスを展開している。