苅田北九州空港―行橋間が４車線化へ　国土交通省

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財政投融資を活用、事業費は５０億円

国土交通省は３月８日、暫定２車線で開通している国内高速道路のうち、財政投融資を活用し４車線化する区間を発表、福岡県内では東九州自動車道路苅田空港―行橋間が選定された。
同省の「防災・減災、国土強靭化のための３カ年緊急対策」の一環で、２０１９年度から財政投融資制度を活用して４車化を図るもの。同対策で行われた緊急点検を踏まえ、土砂災害などの危険性が高い箇所のうち、道路ネットワークが寸断される可能性が高い１６カ所８５キロのうちの一つ。同区間の延長は約１・１キロ、事業費は５０億円。このほか、東九州道では大分県の宇佐―院内間約４・６キロ（２１０億円）、大分宮河内―津久見間約６キロ（２９０億円）、宮崎県の宮崎西―清武間約３・７キロ（１５０億円）も対象となる。
今回の選定を受け、小川洋県知事は「県議会や関係市町とともに、４車線化をお願いしただけに、大変うれしい」とコメントを発表した。

2019年3月19日発行