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航空便回復などで5%増の191億7538万円 にしけい3月期


週刊経済2022年6月28日発行

経常も4億3293万円で黒字回復

地場最大手警備業㈱にしけい(福岡市博多区店屋町、大坪潔晴社長)の2022年3月期決算は、売上高が前期比5・0%増の191億7538万円、経常損益は前年度の8億3600万円の損失から4億3293万円の黒字に転じた。
航空便国内線の一定回復や新型コロナウイルス関連警備受注で増収増益となった。部門別に見ると、空港保安部門は航空便国内線の一定回復で10・5%増の49億9042万円、一般部門の売上高は新型コロナ関連警備で前期比3・3%増の112億986万円、現金輸送部門は新規業務の受注で同3・0%増の29億7508万円と全部門で前年を上回った。
今期は、機械警備の受注増加、空港部門等の新型コロナの影響軽減を見込み、売上高は2・8%増の197億500万円、経常利益はコスト低減で利益率回復を図り15・5%増の5億円を見込んでいる。