自転車活用推進で国土交通省から表彰　ＶＣドリームスの佐藤信哉社長

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週刊経済2023年7月11日発行号

パラアスリートの育成など

プロサイクルロードレースチーム「ＶＣ ＦＵＫＵＯＫＡ」を運営する㈱ＶＣドリームス（糸島市伊都の杜）の佐藤信哉社長は５月３１日、国土交通省から令和５年度自転車活用推進功績者表彰を受けた。
２０１７年５月に施行された自転車活用推進法に基づき、顕著な功績を残した個人・団体が都道府県や政令指定都市から推薦され、その中から事務局が選考する。（推薦の母数は非公開）。佐藤氏は国際自転車競技連合（ＵＣＩ）コンチネンタルチームに属するクラブチーム「ＶＣ ＦＵＫＵＯＫＡ」を運営しており、パラアスリートの育成や東京パラリンピックで杉浦佳子選手の金メダル獲得に寄与し、福岡県から推薦された。尚、佐藤氏のほか、サイクルトレイン（自転車を鉄道車両内に持ち込めるサービス）を実施している西日本鉄道㈱（福岡市博多区博多駅前３丁目、林田浩一社長）など県外含め５団体が表彰された。佐藤社長は「サイクルスポーツが人気の高いスポーツとして地域に根付いていってほしい」と話している。
佐藤氏は東京都小平市出身。１９７８年４月１６日生まれの４５歳。法政大学経営学部卒。サッカーの競技中に左膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負い、リハビリ目的で始めたロードバイクトレーニングをきっかけに２０１０年から競技に出場。趣味はスポーツ観戦。