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自転車や傘シェアの月額制サブスクリプション型サービス 西日本鉄道
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週刊経済2021年10月19日発行
スマホ充電やシェアオフィス利用も
西日本鉄道㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、林田浩一社長)は10月8日、自転車や傘のシェアリングサービスなどを割安に利用できる月額制サブスクリプション(定額)型サービス「ちょいよか」の提供を開始した。
同サービスは「移動を楽しく、地球にやさしく」をコンセプトに街中での困りごとや不便さを解消することで、外出機会の創出を図るとともに、モノを「所有」ではなく「共有」するシェアリングサービスとして環境負荷低減に繋げていく。同サービスは㈱Nature Innovation Groupや㈱INFORICH、neuet㈱、㈱SALTの各社と連携し、①傘シェアリングサービス「アイカサ」 : 使い放題②スマホ充電器シェアリングサービス「チャージスポット」 : 1カ月あたり3回無料(1回48時間分)③自転車シェアリングサービス「チャリチャリ」 : 1カ月あたり3回無料(1回90円分)④シェアオフィス「HOOD天神」「SALT」 : ドロップイン10%オフを提供する。
交通系ICカード「nimoca(ニモカ)」所持者は通常月額500円で利用できるが、年内は、数多く体験してもらうため、無料で提供する。利用する際は、「ちょいよか」LINE公式アカウントの追加が必要。メールアドレスなどの情報を登録後、クーポンコードやチケットが発行され、各サービスのアプリ内でクーポンコードを入力、または店頭でのチケット提示で利用可能となる。同社では「今後は、各社と連携してサービス内容を順次拡大していく。同サービスを通じて、バスや鉄道の利用者だけではなく、地域の皆さまにも「ちょいよか」を感じていただければ」と話している。