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自社8工場に自家消費型太陽光発電設備を導入 サニックス
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週刊経済2021年4月6日発行
今期中に
環境衛生業㈱サニックス(福岡市博多区博多駅東2丁目、宗政寛社長)は今年度中に、自社所有の8工場に自家消費型太陽光発電設備を導入する。
FIT(固定価格買取制度)後の他電源との競争をにらみ、太陽光発電システムを販売する同社が、自社工場に導入することによるモデルケースとしての実績を上げる目的と、循環型社会を目指す同社が自社の事業活動の上でも環境に貢献するため。今期導入を予定しているのは、新潟工場、ひたちなか工場(茨城県)、太田工場(群馬県)、袖ヶ浦工場(千葉県)、岡崎工場(愛知県)、日野工場(滋賀県)、姫路工場(兵庫県)、笠岡工場(岡山県)の8カ所で、「4~5月に笠岡。その後、順次ひと月に1~2カ所設置していきたい」(曽我拓執行役員)考え。8工場合計の出力は825・2kW、年間予想発電量は75万kWhで8工場の年間電力使用量の約7%にあたる。CO2排出削減効果は年間約344トンを見込む。曽我執行役員は「今後、工場をはじめ、自社物件の施設、営業拠点などでも導入していきたい」と話している。