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自社開発の文具2商品がキッズデザイン賞に  レイメイ藤井


ロック式コンパスと定規

紙・文具・事務機の製造販売の㈱レイメイ藤井(福岡市博多区古門戸町、藤井章生社長)が自社開発し販売する鉛筆タイプのロック式コンパス「ロックパス」と学校の先生と共同開発した「先生おすすめ定規」の2商品が、8月21日発表の「第14回キッズデザイン賞」に選ばれた。
「ロックパス」は、測った寸法を中央の星型ネジで締めることにより固定できる鉛筆タイプのロック式コンパス。ネジで固定することで測った寸法からずれることがなくなるため描円しやすいのが特徴。「紙上で視認しやすい黒針、スライド式針カバー付き、割れにくいPPケース入りなど初めてコンパスを使うお子さまにも使いやすい安全面に考慮された仕様」(同社)としている。
「先生おすすめ定規」は、2010年に発売以来、ベストセラー商品となっている。今回、はし(端)0メモリや左右両メモリはそのままに、握力が弱い子どもでもしっかり押さえられて、線を引きやすい、滑り止め機能や1㎝毎が読み取りやすいブロックメモリなどの新たな機能を加えて、使いやすくリニューアルしたのが特徴。定規本体は環境に優しい再生素材でエコマーク認定商品。
キッズデザイン賞は「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」ためにデザインされた製品・空間・サービスの中から優れたものを選定し、広く社会に伝えていくことを目的としている。「意匠」などの狭義のデザインだけではなく、「制度」や「取り組み」などの広義のデザインまで含めたものが評価の対象となる。

2020年9月1日発行