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自社開発の小型風力発電機を本格販売 日本ウィンドテック 価格は1台あたり98万円
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小型風力発電機器製造、卸、販売を手掛ける株式会社日本ウィンドテック(福岡市西区小戸5丁目、村峰徳社長)は、11月から自社開発の小型風力発電機「スカイウィンド」の販売を本格的に開始した。
同社は、2組3枚羽のプロペラを同軸上で前後二重に配置し、それぞれ独立して同方向に駆動するダンデムローター式小型風力発電機を開発。今年五月の完成に伴い、10月19日に開催された「エコ・テクノ2005」への出展を機に11月から本格販売に乗り出した。二重プロペラの風力発電機は弱い風でも発電でき、騒音も少ないのが特徴。
主に一般向け風力発電システムとして、ビルやマンションの屋上に設置し共用部分の照明や、家庭用電源、掲示板やネオン看板の電源、公園内の照明、また、災害時の非常用電源としての利用を見込む。価格は1台あたり98万円。
今後、海外展開も視野に入れている村社長は「まずは国内で代理店展開を強化し、実用性のある小型風力発電機としての販売シェアのナンバーワンを目指す」と話している。
同社は2005年5月設立、資本金は1,000万円。従業員数は8人。
村社長は福岡市早良区出身。1978年4月14日生まれの27歳。趣味はビリヤード。