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自社開発の在庫管理システムをアプリ連動 アイコムソフト


週刊経済2023年2月28日発行

アプリ利用料月額2万円から

濱田重工㈱100%子会社でシステム開発のアイコムソフト㈱(北九州市戸畑区牧山1丁目、中村公昭社長)は2月、棚在庫を可視化する自社開発製品「計量式在庫チェッカー」をアプリケーションと連動させた。
「計量式在庫チェッカー」は、ネジやナット、ボルトなど1個当たりの重さが均一な部品を重量で計ることで、部品数量を算出し、パソコン上の管理画面でリアルタイムな在庫情報を表示する製造、物流業向けのシステム。計測された在庫状況は現場のモニターでしか確認できなかったため、遠隔地からスマートフォンなどでも確認できるように、ソフトウエア開発、販売のアステリア㈱(東京都渋谷区、平野洋一郎社長)のモバイルアプリ開発と既存システムの連携を実現するプラットフォームを活用し、アプリ化した。アプリでは、状況確認画面で、発注が必要な数量になった場合には黄色、発注数量を下回った場合は赤色で表示されるほか、在庫が少なくなるとアプリを通じて発注数量をプッシュ通知で自動送信する。アプリ利用料は10ユーザーで月額2万円~。佐々木雄大同社福岡支社ソリューションシステム部長は「購買システムなどと連携した発注アプリなど、現場業務をより効率化できるモバイルアプリも提案していきたい」と話している。