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自社開発の医療用画像管理ソフトの無償提供開始 ジウン
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研究・教育機関に限り
医療機関向けシステム開発の㈱ジウン(福岡市東区多の津1丁目、神田文隆社長)は2月20日、研究・教育機関限定で医療用画像管理ソフト「Sonic DICOM PACS(ソニック ダイコム パックス)」の無償提供を開始した。
同ソフトは2013年に同社が開発したもので、CTやMRIなどの医療画像を受信・管理する専用サーバーと、それらの画像を閲覧する機能(DICOMビューアー)を兼ね備えたシステム。通常は専門知識がなければインストールでさえ難しいとされるが、その煩雑さを解消し、ソフトウェアのガイダンスに沿うだけで簡単にセットアップできるのが特長。提供開始当初から、医療研究の目的に限り個別でライセンス提供していたが、研究機関からの問合せが増えていることから、さらなる医療の発展や医療人材の育成への貢献として、国内の教育機関・研究機関に限りアカデミックライセンスとして無償提供するに至った。同社では「一人でも多くの研究・教育機関に当製品を利用してもらうことで、本来の目的である教育や研究に専念できる環境づくりの一助となりたい」と話している。
同社は2000年7月設立。決算期3月。資本金1000万円、従業員4人。今年2月に第2種医療機器製造販売業許可を取得している。
2019年3月26日発行