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自社開発の人事評価システムをリニューアル アイ・ピー・エム
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導入病院数の拡大目指す
医療機関向けシステム開発・コンサルティングなどの㈱アイ・ピー・エム(福岡市南区大橋2丁目、田中幸三社長)は2月1日、自社開発の人事評価システム「メディカルグローアップ」をリニューアルした。
看護師の事務作業による負担軽減と評価制度の精度向上を目的としたもの。医療従事者向けのWEB入力人事評価システムで、段階評価の場合に平均を選ぶ傾向が多いことから、平均評価の基準を設けて上下3段階を選ぶようにすることでより詳細な評価ができる仕組み。看護部を対象にしたリニューアルで、これまで能力や姿勢、実績など19種の職業能力基準で評価していたものを、新たにラダー評価と呼ばれる看護師の年次による8区分(卒後1年目から師長)の指針を組み込んだことで各レベルに応じた高精度の評価が可能となった。初期費用10万円と一人当たり月額250円以下での導入可能。
田中社長は「既に公立学校共済組合の病院2院に導入されており、来年度も1院導入予定がある。看護部の人事評価をWEBで出来るシステムは他社にはなく、今後は全国の公立学校共済組合病院8院全てへの導入を目指す」と話している。
同社は2001年5月設立。資本金1810万円。従業員数10人。
2020年3月10日発行