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自社開発のハサミがグッドデザイン賞に  レイメイ藤井    製品名は「スウィングカット」


 紙・文具・事務機の製造販売の株式会社レイメイ藤井(福岡市博多区古門戸町、藤井章生社長)が9月に発売したハサミ「スウィングカット」が、2014年度のグッドデザイン賞に選ばれた。
 スウィングカットは従来のハサミと異なり、支点の位置を刃の中心からずらすことで、包丁で切るように刃を斜めに引くような動きで切れるのが特徴。また、支点が邪魔にならずスムーズに切り進めるという。同商品は、7月には第23回日本文具大賞2014の機能部門・優秀賞も受賞している。
 グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」を発端とする総合的なデザイン評価・推奨制度。デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる制度として展開され、今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞。「Gマーク」は優れたデザインを示すシンボルマークとして親しまれている。今年度は延べ3601件のデザインを対象に審査し1258件(801社)が受賞した。