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自社運営サイトが県新生活産業室の補助事業に採択 　 ＮＥＣソフトウェア九州　　　サイト上で新生活産業を紹介

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　ＳＩサービス、ソフトウエア開発のＮＥＣソフトウェア九州（九州日本電気ソフトウェア株式会社、福岡市早良区百道浜二丁目、井崎博行社長）が運営するインターネットサイト「わんさかＮｅｔ福岡」が、このほど福岡県新生活産業室の補助事業（新生活産業サービス紹介システム構築事業）に採択された。
　新生活産業とは、少子高齢化の進展やライフスタイルの多様化により新しく需要が高くなっている個人や家庭向けサービス業のことで、福岡県では高齢者ケア、子育て、障害者福祉、社会人向け教育など九つの分 野を推進対象としている。
　同サイトでは、補助事業に採択されたことに伴い、消費者に新生活産業を紹介するページと新生活産業事業者への支援情報を掲載するページを開設。新生活産業分野のサービスについて、消費者の口コミ情報を附加した事業者の紹介や各種セミナー、補助制度など事業者支援情報を掲載する。また、地場企業によって設立された新生活産業振興のための協議会「新生活産業くらぶＦＵＫＵＯＫＡ」の活動内容や電子掲示板なども掲載する。
　同社は一九八一年十一月設立、資本金は一億円。売上高は百七十六億円（二〇〇四年三月期）。従業員は八百五十四人。「わんさかＮｅｔ福岡」は、消費者の口コミ情報の共有を軸とした地域コミュニティサイトで、電子掲示板を通して消費者と事業者が交流を図る。〇二年十二月にオープン、個人会員二千七百人、企業会員百三十社、月間平均アクセス約十六万ページビューのインターネットサイト。
　井崎社長は広島市出身で、一九四二年五月九日生まれの六十二歳。広 島大学理学部卒。趣味はゴルフ、テニス。

2004.11.30 発行　週刊経済より