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自社製品が日本転倒予防学会の推奨品に認定 アサヒシューズ


快歩主義の累計販売は860万足

靴メーカー・アサヒシューズ㈱(久留米市、佐藤栄一郎社長)の自社製品が4月1日、日本転倒予防学会(東京都)の推奨品に認定受けた。
同会の推奨品とは、日本国内で販売、提供されている製品を条件に、将来においても転倒とそれに係る損害の予防が考えられ、科学的根拠があると認定されたもの。認定を受けた商品は同会の認定ロゴを打ち出すことができる。商品は「快歩主義LO11」。靴底に超軽量エクスパンセル配合ラバーを使い、足の負担を軽減。つま先を20㎜、かかとを12㎜巻き上げることで着地や蹴り出しがスムーズに行え、つまずきを防止するとともに、靴の上部には大きく開く面ファスナーを使うことで脱ぎ履きが簡単な設計になっている。価格は5900円(税抜)。高齢者・介護用シューズとして2000年に開発し、03年累計販売は100万足、05年200万足を突破し、18年2月時点では860万足となっており、あらゆるデザインをシリーズ展開している。同社では「対外的な評価も得たので、さらなる販路開拓販売に注力していく」と話している。

2018年4月17日発行