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自社装置で豆乳を新発売  ワイエスピー    12月めど


 豆乳製造装置メーカーの株式会社ワイエスピー(飯塚市有井、新開節夫社長)は12月、自社装置で製造した豆乳を発売する。
 これまで豆乳製造装置の専業会社として、豆乳メーカーや食品会社、飲食事業者向けに装置を販売していたが、2014年12月に本社工場を増強し、加工食品用の機器「新含気調理システム」を新規導入し、一定のめどが立ったことから食品製造の新分野で一般向け販売に乗り出す。商品名は「大豆の花ことば 必ず訪れる幸せ」。炭酸水素イオンを含んだ天然水と国産大豆のみでできた無添加豆乳で、製造装置は、独自の技術で開発し、第5回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞を受賞したもので、大豆の栄養を逃すことなく、濃厚な豆乳に仕上げている。現在のところ単品売りは未定で、10袋入り(1個200ml)3500円(税込)、30袋入り9000円(税込)の2種で進物用として販売する。新開社長は「単品用は現在容器を開発中で、高付加価値の健康食品として売り出し、一般ユーザーへ自社ブランドの認知度を高めていきたい」と話している。