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自社地図アプリに新機能を追加  ヤマップ


利用者の思い出などを共有

登山アウトドア向け地図アプリ開発の㈱ヤマップ(福岡市博多区博多駅前3丁目、春山慶彦社長)は8月4日、自社の地図アプリ「ヤマップ」内に利用者間交流ツールの新機能を追加した。
地図アプリ「ヤマップ」はスマートフォンに搭載されたGPS機能を活用するため電波が届かない状況でも現在地把握ができる登山向けアプリ。同アプリ内では利用者の登山記録などを共有できる既存機能「活動日記」があり、利用者間の交流ツールとなっていた。新型コロナウイルスの影響がある中、登山活動などの発信が難しい利用者間の交流を深めるための機能となり、アプリ利用者は日常の出来事や思い出を投稿できるもの。名称は「モーメント機能」。新機能では文字数の制限がないテキスト投稿や最大9枚までの写真掲載が可能。また、投稿の公開範囲の設定、他のユーザー投稿へのリアクション・コメント機能も搭載している。同社では「今後も具体的な機能拡充の計画がある」と話している。
同社は2013年3月設立。資本金13億7324万円(資本準備金を含む)。従業員58人。決算期6月。現在、同アプリのダウンロード数は180万件。

2020年8月25日発行