自社ブランド電動バイクの新製品を発売　ＭＳソリューションズ

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最高時速は７０㎞

スマートフォンやタブレット端末のアクセサリー企画製造・販売の㈱ＭＳソリューションズ（福岡市博多区祇園町、塩川正明社長）は３月、自社ブランドの電動バイクの新製品を発売する。
２０１７年から開始した中国製のバイクを日本仕様に変更し輸入販売するＥＶ（電動）バイク事業で、今期（２０２１年１月期）は目標販売台数７００台、売上高１億３０００万円を目指す一環。６車種目となる同製品は１２５ｃｃクラスの性能を備えたＥＶスクーターで、名称は「ＮＱⅰ ＧＴ（エヌキューアイ ジーティー）」。これまでは時速４３㎞が最高だったが、ドイツＢＯＳＣＨ社が新たに製作した定格出力１０００ｗのモーターにより最高時速７０㎞、高性能のリチウムイオンバッテリーを２台搭載したことで航続距離８０～９０㎞を実現した。色は「ブラック／レッド」と「ホワイト／レッド」の２色。価格は３９万８０００円。糟屋郡篠栗町篠栗の直営店に加え取扱店やＷＥＢでの販売を予定している。今後も軽二輪タイプなどの新車種を発売する方針。塩川社長は「電動バイクは風や自然を感じやすく走っていて気持ちが良い。今後も定期的に試乗会も開催していく」と話している。
同社は２００８年２月設立、資本金は９７４０万円。従業員数は９５人。２０１７年からＥＶ（電動）バイク販売事業も展開している。東京に支社、大阪、名古屋、仙台に支店を構えるほか、福岡市中央区今泉にスマホアクセサリーのアウトレット店、糟屋郡篠栗町にテクニカルセンターを兼ねた電動バイク店「ＸＥＡＭ ＳＨＯＰ 福岡篠栗」を持つ。決算期は１月。

2020年2月11日発行