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自社グループウエアシステム製品の販売を開始 ソフトサービス 9月1日から


 総合ITコンサルティングの株式会社ソフトサービス(福岡市博多区博多駅東三丁目、野見山章社長)は〇三年九月一日から、自社で開発したグループウエアシステム製品の販売を開始した。
 名称は「BAP」(Bisiness Action Plan)。ネットワークを利用して会社内の情報を共有化し、業務を円滑にし活性化するシステムで、インターネット用のブラウザがあればどこからでもアクセスが可能となる。本システム製品は、同社の業務用として開発し、社内で大いに活用している実績があるため操作性も良く安心して利用でき、かつ安価で提供できるのが特徴。
 メールの機能として、社内外のメール送信と受信、個別アドレス帳、個人用メール送受信一覧、スケジュール機能として個人スケジュール入力・参照、社内会議室などの施設予約・閲覧、社用車予約・閲覧、プロジェクト管理機能として企業登録、プロジェクト情報登録などのグループウエア機能を活用できる。
 価格は同社のサーバーのサービスを利用する場合は、初期費用二万円の月額一万円となっており、自社用のサーバーを同社よりレンタルして自社で利用する場合は初期費用二万円の月額レンタル費プラス利用月額五万円となっている。
 野見山社長は「今回のグループウエアシステムは当社が社内で活用しているものを業務の円滑化・活性化を目的に広めていきたいという思いから販売に踏み切った。今後はグループウエアに限らず営業支援、基幹業務連携などの機能も追加し、常に最先端のネットワークづくりのお手伝いをしていきたい」と話している。
 同社は一九八六年三月創業・設立、資本金は五千五百万円、従業員数は百二十四人、二〇〇二年六月期の売上高は十一億四千七百万円。三年後、売上高三十億円をめどにジャスダック上場を目指している。

2003.10.15 発行 週刊経済より