NEWS

自社のオリーブオイルを使った美容液 キュウセツAQUA


週刊経済2022年4月19日発行

価格は税込7480円

上下水道施設の維持管理やオリーブの生産・加工・販売を手掛けるキュウセツAQUA㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、大野征博社長)は3月26日、美容液を発売開始した。
同社が展開するオリーブオイルのブランド「QLiVE(クリーブ)」の新商品。これまで食用は開発済だが、美容液は初のリリースとなる。自社農園・国東クリーブガーデン(大分県国東市)で栽培しているオリーブオイル、別府温泉に含まれる天然のオーガニック認証美容成分RG92を配合したのが特徴。内容量は20㎖で、価格は税込7480円。大野社長は「国内のオリーブオイルは海外産が多くを占めるが、今後も意欲的に商品開発を進めていきたい」と話している。
同社は1965年7月設立。資本金5千万円。従業員700人。九州や中国・四国地方の15自治体から受託した上下水道施設の維持管理を手掛けるほか、2016年から事業の多角化として、アグリ事業に参入。大分県国東市でオリーブ事業に参入し、現在は市内の農園(計38ヘクタール)で日本の風土に合うイタリア原産の品種を中心にオリーブの木を生育中。21年3月期売上高は約60億円。