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自然災害や消費増税で中間期売上高減少  梅の花


通期は売上高338億円見込む

湯葉・豆腐料理の和食レストランを展開する㈱梅の花(久留米市天神町、本多裕二社長)の2020年4月期中間連結決算(2019年5月〜10月)は、売上高が160億4800万円、経常損失が5億4700万円だった。決算期変更のため、前期比はなし。
外食事業で5月に居酒屋など39店舗展開する㈱テラケンを子会社化したことで、店舗数は320店舗に増加したが、台風など自然災害による店舗の休業や消費増税の影響を受け、売上高が減少した。また、不適切会計による過年度決算訂正や店舗の閉店による減損損失の計上があり、営業損失は4億8200万円、四半期純損失は14億300万円で経常益とともに大幅な赤字となった。
通期は減損処理に伴う減価償却費の減少、不採算店舗の閉店や契約条件交渉などによる改善が考えられ、売上高が338億5900万円、経常利益が1億4000万円を見込んでいる。
同社は1990年1月設立。資本金50億8294万円。従業員数681人。

2020年1月7日発行