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自律型搬送ロボットの試験導入プランを提供  匠


月額32万円

自律型搬送ロボットメーカーの㈱匠(たくみ・福岡市中央区長浜2丁目、後藤元晴社長)は9月23日、搬送ロボットの試験導入プランの提供を開始した。
同社ロボットを購入する場合、システム構築など初期費用だけで1台1千万円以上かかることから、導入のハードルを下げるために試験導入プランを提供する。今回、同社の自律型搬送ロボット「TA-G」を月額32万円で貸し出す。同プランはロボット本体1台、運行管理システム一式、専用充電器、床面に敷設する2次元コード50枚、搬送指示用タブレットがセットになっている。試用期間は6~36カ月。同社では「プランには動作不良など緊急時トラブルなどへのサポート料も含まれているので安心して導入いただける」と話している。
同ロボットは今年4月にリリース。数メートルごとの碁盤目状に設定したコースを走行する棚搬送ロボットで、物流業や製造業など重量物の搬送が多い現場で導入されている。荷物の最大積載量は500㎏。
同社は2015年3月設立。資本金1億9510万円。決算月12月。従業員40人。

2020年10月6日発行