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自己資本比率の算出方法を変更  北九州銀行    17年3月期決算より適用


 株式会社山口フィナンシャルグループ傘下行の株式会社北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、藤田光博頭取)は、自己資本比率の算出における信用リスク計測手法を変更した。
 信用リスクを適切に反映する「基礎的内部格付手法」を適用することで管理体制の一層の高度化、および銀行としての健全性向上を図り、地域社会における金融仲介機能を充実させるもの。「基礎的内部格付手法」は、銀行が内包する信用リスクを独自評価し、自己資本比率に反映する方法で、従来の標準手法に比べ、信用リスク量の変化をより適切に反映できる一方、厳格な内部管理体制の整備が求められる。同手法は2017年3月期決算より適用。今回の変更で株式会社山口FGやグループ行の山口銀行、もみじ銀行すべてで同手法が導入されることになった。