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自宅学習サービスを本格開始 ショウイン


コロナウイルス対策需要に対応

小・中学生対象の個別指導塾「松陰塾」の経営、FC本部の㈱ショウイン(福岡市博多区下川端町、田中正徳社長)は2月26日、通塾する塾生を対象に自宅学習サービスを本格的に開始した。
名称は『ショウイン式「テレ・スタディ」』。新型コロナウイルスの影響による全国の小中高校などの休校措置に対応し、自宅学習のニーズを取り込む狙い。自社開発のeラーニング教材「Showinシステム」が入ったiPadを塾生に無料配布し、ビデオ通話やコミュニケーションアプリ「LINE」などを通じて、塾長や講師が指導するサービス。昨年4月から、自宅学習の習慣付けを目的に、直営のリバレイン校、香椎校、百道浜校で試験的に導入しており、今回、全国でFC展開する個別指導塾に通う塾生にも同様に提供する。因脩祐経営管理課長は「塾の休校措置は取らずに開講しているため、自宅学習した後に他の塾生が少ない時間帯に通塾するといった利用をしてもらいたい」と話している。
同社は1984年4月設立。資本金1千万円。売上高約5億円(20年3月期見込み)。従業員15人。全国で個別指導塾「松陰塾」を250校以上FC運営している。

2020年3月10日発行