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自動車不振響き業績下方修正  ゼンリン     カーナビ用データ減少


 住宅地図販売のゼンリン株式会社(北九州市小倉北区室町、高山善司社長)は、09年3月期連結決算の業績予想を下方修正した。
 景気後退に伴う地図需要の減退が著しく、特に世界的な自動車の販売不振に伴うカーナビゲーション用データの売り上げ減が響いた。売上高は前回予想545億円から7・3%マイナスの505億円。経常利益は同55億円から47・3%マイナスの29億円。当期純利益は同32億円から50%マイナスの16億円に修正した。これにより、同社決算の増収増益は6期連続でストップすると見られる。