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自動車けん引車向けウインチを開発 東洋ホイスト
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売上高10億円の事業に
クレーン、ホイストメーカーの東洋ホイスト㈱(糟屋郡新宮町、東谷典章社長)は2019年3月までに、自動車けん引車で使用するウインチを開発する。
ホイスト技術を応用して自動車業界向けに製品開発しているもので、将来的に10億円を売り上げる事業に拡大する考え。これまで同社は中核のホイストのほか、造船業界向け舶用クレーンやごみ処理場などで使用される環境クレーンを製造していた。新製品開発を手掛ける東谷卓哉副社長は「これまで培った技術を生かして新たな製品を生み出し、ステージを拡大していきたい」と話している。
同社は1923年12月創業、58年9月設立、資本金は6000万円、売上高は30億6900万円(2018年3月期)、出先は本社工場、東京・大阪・九州支店、名古屋営業所、メンテナンス事業部(新宮町)。従業員は94人。
2018年11月6日発行