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自動検知システムの新製品を開発中 エフェクト
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来年2月中に試作品
組み込みソフトウェア開発などの㈱エフェクト(福岡市博多区博多駅南2丁目、光安淳社長)は自動検知システムの新製品を開発している。
名称は「イチゴ農園における自動制御ドローンによる病気・収穫時期自動検知システム」。同システムは温度、湿度、照度、二酸化炭素濃度、気圧センサーを搭載した自立飛行ドローンでイチゴ農園を巡回し、イチゴ一つ一つの収穫可否判断や農園内の環境データを収集するもの。収集データは管理サーバーで自動分析と結果の可視化、生産者へ通知される。来年2月中に試作品が完成予定という。光安社長は「同システムは安価な小型ドローンに搭載した各種センサーで農園全体を監視できるため、大量の据え置きセンサーが不要。小規模農家でも気軽に導入できる」と話している。
同社は2012年4月設立。資本金1000万円。従業員38人。光安社長は福岡市南区出身。1974年7月28日生まれの45歳。東福岡高校‐佐賀大学大学院工学系研究科卒。(一社)組込システム技術協会(JASA)の九州支部長や、次世代のエンジニア育成などを目的とした(一社)先端ポリテクニック人材育成推進協議会(PROPOLYS)の理事なども務める。趣味はスポーツ観戦。
2019年12月24日発行