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脱着式キャンピングシェルなど新規事業参入 三友ボディー


週刊経済2022年3月22日発行

業務用店舗や事務所、キッチンカーで利用

食品包装、畜産環境プラント設計施工の三友機器㈱(福岡市中央区大手門1丁目、平木一男社長)のグループ会社で特殊自動車を製造する三友ボディー㈱(糟屋郡久山町、竹平元彦社長)は、脱着式キャンピングシェルなどの製造事業に参入する。
同社は2013年に三友機器が子会社化。ボトルメーカー向け運搬車(ボトルカー)、大型車両、豚や鶏などの家畜を運搬する車両などを製造しており、新規事業で事業の拡大を図る。軽トラックの維持費の安さや扱いやすさに着目し、荷台に設置する着脱式のキャンピングシェルを現在開発中。ワンボックスカーの制作も計画している。一般的なキャンプ需要だけでなく、業務用店舗や事務所、キッチンカー、物置としても利用できる。同社では「今年11月には古賀市の新工場が完成する。新規事業を拡大し、売上向上に努めたい」と話している。
同社は1959年創業。資本金は3千万円。従業員数は85人。売上高は12億円。
三友機器は1975年11月設立。資本金は5千万円。従業員は117人。