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職業紹介動画がキャリア教育授業に本格導入 ジョブレンズ実行委員会


週刊経済2022年12月27日発行

市内の小中学校213校で

小中学生のキャリア教育を目的としたウェブ教材を製作、運営する一般社団法人ジョブレンズ実行委員会(福岡市中央区清川2丁目、岡部知寛代表理事)は12月8日、同委員会の職業紹介動画「ジョブレンズ」が、小中学校のキャリア教育のウェブ教材として福岡市内213校に導入され、授業での本格利用が開始されたと発表した。
「ジョブレンズ」は、小中学生向けの職業紹介動画のプラットフォーム。5月24日から提供を開始しており、紹介動画は37本、職業紹介数で見ると100種類を超えた。7月には福岡市教育委員会が取り組む「令和4年度チャレンジマインド育成事業」の「最優秀事業者」に選定。同事業は「職業探求プログラム」や起業家による講和を通して生徒が自分の将来を考え、チャレンジ意欲を育成することを目的としたキャリア教育事業で、ジョブレンズ実行委員会は業務委託先として提携。スポーツやIT、飲食、アパレルなどさまざまな業界で活躍する人物を紹介する動画を新たに制作、追加した。そうした取り組みにより市内の小中学におけるキャリア教育のウェブ教材として導入が進み、利用校数は213校にまで増えた。
岡部代表理事は「夢のある職業観を育むお手伝いができれば嬉しい」と話している。