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耐火物とセラミックス材料の増加で増収増益 黒崎播磨中間決算
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週刊経済2021年11月23日発行
経常は2倍の45億5700万円
東証一部上場で、耐火物製造大手の黒崎播磨㈱(北九州市八幡西区、江川和宏社長)の2022年3月期中間決算(4月1日〜9月30日)は、売上高が前年同期比17・0%増の651億1200万円、経常利益が2・04倍の45億5700万円で増収増益だった。
国内外における粗鋼生産量の増加に伴う耐火物需要の増加に加え、半導体製造装置・電子部品向けセラミックス材料の増加で増収と増益につながった。 事業別の売上高では、耐火物事業が前年同期比20・2%増の536億6400万円、セラミックス事業が半導体製造装置・電子部品向けセラミックス材料の増加などで同14・1%増の42億5300万円となった。一方で、ファーネス事業が大型工事案件の谷間期間に伴う受注減で同2・1%減の64億6500円、不動産事業が同11・3%減の3億6800万円と前年を下回った。
通期の連結業績予想では、売上高は前年比14・4%増の1300億円、営業利益は同61・6%増80億円、経常利益は同25・8%増の80億円を見込んでいる。