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翻訳者、ガイドの一般社団法人を設立 みずトランスコーポレーションの水谷代表


団体保険制度を導入

技術翻訳や監査・視察・会議通訳の合同会社みずトランスコーポレーション(福岡市南区塩原1丁目)の水谷みずほ代表らは4月25日、通訳・翻訳者やガイドの一般社団法人を設立した。
法人名は「一般社団法人九州通訳・翻訳者・ガイド協会」。会員の社会的信用向上による業務上のリスク軽減を図るもの。これまでフリーランスの通訳ガイドが個人契約できる保険は無く、就業中に起こした事故の負担は自己責任だったが、フリーランス会員の就業中に起こった無過失の物品破損や当人のケガを補償する団体保険制度を導入した。また、会員同士のネットワーク構築や法人会員の人材確保の機会を増やしていく。会員のレベルアップを図るため、新人研修や実務研修なども実施する予定。現在の会員数は個人57人、法人3社。会長には水谷代表が就いた。水谷会長は「公的な団体や地域の人と関わりが持てるように協会を設立した。今後フリーランスの方々が安心できる環境をつくるためにも、協会への要望を具体的に示していって欲しい」と話している。

2018年5月15日発行