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翻訳サービスをスタート 九電ビジネスフロント
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企業の外国人採用を支援
九電グループで人材派遣の㈱九電ビジネスフロント(福岡市中央区天神2丁目、中川勝美社長)は12月から翻訳サービス「Word Ship」をスタートした。
外国人活用に前向きな九州の企業や行政機関へのサポートを目的としたもの。昨年4月から同社と九州電力㈱と外国人材のクラウドソーシングサービス「ワークシフト」を展開するワークシフト・ソリューションズ㈱(東京)の3社が提携し、実証実験を進めていた。翻訳サービスは、九電ビジネスフロントが翻訳データを受注後、同社やワークシフトのスタッフが契約書や観光用チラシ、パンフレットなどの文章を翻訳、校閲する流れ。九電ビジネスフロントからは外国人翻訳家2人を含む5人が携わっている。ワークシフトは約10万人の外国人材が登録しており、各国のフリーランサーにより200カ国以上の言語に対応できる。
橋本良幸取締役は「九州の人口が減る中、活性化させるためには外国人の採用が必須となっていく。ブランド力を強みに多様な人材活用を通して優秀な外国人をサポートしていくと共に、就業支援や定住支援にも携わっていきたい。将来的には教育サービスも検討している」と話している。
同社は2002年10月設立。資本金1億円。売上高18億円(2018年3月期)。従業員は約850人。
2019年1月16日発行