群馬県伊勢崎市に配送拠点　モロフジ

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関東からの注文増で

包装資材メーカーの㈱モロフジ（筑紫野市武蔵３丁目、諸藤俊郎社長）は９月１日、群馬県伊勢崎市に配送拠点を開設した。

同社製造の規格品を販売する自社通販サイト「イチカラ」において、特に関東地区からの注文が増えていたことから開設したもの。これまで筑紫野市の同社配送センターから発送していたが、時間とコストがかかるという理由で利用者が注文をキャンセルするケースがあったことを受け、関東地区に開設して翌日配送を可能とした（北海道、沖縄などの離島を除く）。

提携先の倉庫会社の一画を借りて配送拠点とするもので、広さは約３３０㎡。自社で購入した梱包機などの機械を置いて対応する。諸藤社長は「今後は自社通販サイトの商品以外も群馬の配送拠点から発送し、関東エリアからのニーズに対応していきたい」と話している。

同社は１９８９年２月設立。資本金１０００万円。熊本工場のほか、東京、大阪に拠点を構える。従業員は３８人、グループ全体で約１５０人。１６年８月期売上高は２４億円、グループ全体で４０億円。

諸藤社長はみやま市瀬高町生まれ、太宰府市出身。１９７７年４月２１日生まれの４０歳。東京都立大学（現・首都大学東京）経済学部卒。趣味はキャンプ、テニス。

2017年10月3日発行