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美しいまちづくり建築賞で県弁護士会館など大賞 福岡県


5月30日に表彰

福岡県(小川洋知事)は1月24日、「福岡県美しいまちづくり建築賞」で、TORU SHIMOKAWA architectsによる「平和の家」(福岡市南区)や古森弘一建築設計事務所による「福岡県弁護士会館」(福岡市中央区)を大賞に決定したと発表した。
「福岡県美しいまちづくり建築賞」とは、福岡県内の個性豊かで美しく、良好な景観を形成する建築物を表彰し、美しいまちづくりに対する県民意識の醸成を図ることを目的として福岡県が実施しているもので、今回が32回目。住宅の部と一般建築の部があり、住宅の部の大賞に「平和の家」、一般建築の部の大賞に「福岡県弁護士会館」を決定した。
今回、一般公募により住宅の部に29件、一般建築の部に34件の応募が寄せられた。大賞を受賞した「平和の家」は、「制約の多い既存住宅地の中で、住まいの「居方」や「佇まい方」への解答の一つとして多くの選考委員の共感を獲得」、「福岡県弁護士会館」は、「機能性・意匠性を併せ持ち、空間的な実践を通して開かれた新しい弁護士の在り方を社会に問うという試み」が評価され選ばれた。
今回選定された作品は、5月30日の福岡県景観大会で表彰する。

2020年2月18日発行