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繰越在庫の販売好調で売上高24・3%増 コーセーアールイー中間決算


販売費前倒しで経常6%減

東証1部上場でマンション開発、販売の㈱コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の2020年1月中間期連結決算は、売上高が前年同期比24・3%増の42億1864万円、経常利益が6%減の2億5233万円と増収減益だった。
分譲、投資型物件で中古ふくむ繰越在庫145戸を引き渡し、増収。利益面では第4四半期に完成する新築物件の販売費を前倒ししたため、減益になった。
事業別に見ると、ファミリーマンション販売事業は、売上高が14・4%増の11億7811万円、部門営業利益は7686万円の赤字(前年同期は4138万円の黒字)だった。資産運用型マンション販売事業は、売上高が11・9%増の18億8757万円、部門営業利益が27・8%増の1億9416万円。不動産賃貸管理事業は、管理戸数が前年同期245戸増の2916戸になり、売上高が14%増の2億1743万円、部門営業利益は4・9%増の8493万円。ビルメンテナンス事業は、売上高が5・4%増の9595万円、部門営業利益は47・2%増の1050万円。不動産売買の仲介業などその他の事業は、熊本市内の商業施設用地を売却したことで、約2・1倍の8億3956万円、部門営業利益が18・8%増の1億7127万円だった。
通期連結は売上高が0・4%減の121億円、経常利益が8・6%減の14億1200万円の減収減益を見込む。

2019年9月18日発行