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緑化優良工場に田川市の日本耐酸壜九州工場 九州経済産業局


工場外周の植栽評価

九州経済産業局(福岡市博多区博多駅東、塩田康一局長)は10月28日、緑化に貢献する工場を表彰する「緑化優良工場等表彰」を開催し、九州経済産業局長表彰を田川市の日本耐酸壜工業㈱(岐阜県大垣市)九州工場が受賞した。
同表彰は工場緑化を積極的に推進し、工場内外の環境向上に顕著な功績のあった工場などを表彰し、工場緑化の一層の推進を図ることを目的としているもので、今年で33回目。受賞した日本耐酸壜九州工場は72年の操業開始以来、工場外周に少しずつ開花時期の異なる植物を植栽し、敷地内には市花や市木を植栽する等、地元の周辺環境に配慮した緑地整備を積極的に取り組んできた。また、工場敷地内の社員厚生施設である体育館を剣道場として地元の小学生に開放し、稽古を実施する等、地域に貢献する活動を積極的に行った地域貢献活動なども評価され、今回の表彰に至った。
日本耐酸壜工業は1930年創業。資本金は1億円。従業員は約500人。ガラス瓶をはじめとする各種ガラスの製造加工業を主力に、本社で月産9600トン、九州で同5100トンの生産量を持つ。

2019年11月12日発行