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総額23億円規模の事業承継・再生ファンド 山口FGの傘下3行など


  • 存続期間は10年

㈱山口フィナンシャルグループ傘下行の㈱北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、加藤敏雄頭取)など3行は10月1日、事業承継・事業再生ファンド「九州せとうちポテンシャルバリュー投資事業有限責任組合」を設立した。

㈱ドーガンや地元企業との共同出資で立ち上げたもので、九州各県と山口、広島県の潜在力が高く、雇用の確保、地域経済の活性化に貢献する中堅中小企業を投資対象に、投融資やハンズオン支援などを実施する。ファンド規模は23億円で、存続期間は10年。主な投資形態は株式、劣後ローン、社債など。有限責任組合員には、北九州銀行、山口銀行、もみじ銀行のほか、地場企業数社で、無限責任組合員は㈱ドーガン。金融機関や信用保証協会などとも案件紹介や情報交換を通じて連携していく。

2017年10月17日発行