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総額売上高は13・5%増の471億800万円 博多大丸
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週刊経済2023年6月6日発行号
後半インバウンドが回復
㈱博多大丸(福岡市中央区天神1丁目、小宅祥広社長)の2023年2月期決算は、総額売上高が前期比13・5%増の471億800万円、経常損失は前期より8億2400万円改善して3億8500万円、3期連続の赤字だった。
秋以降はインバウンド需要の回復もあり増収、店舗別売り上げも福岡天神店が13・4%増の467億5800万円、長崎市のハマクロス411も17・4%増の3億4900万円に伸びた。営業損失は8億9200万円改善の5300万円、当期純損失は26億1300万円改善の4億3200万円となった。また当期から収益認識に関する会計基準を適用しており、国際会計基準(IFRS)での売上収益は12・3%増の140億7600万円、事業損益は前期の8億9300万円赤字から1億3600万円の黒字に転換、営業損失は12億8600万円改善の1億900万円、当期純損失は12億6400万円改善の5億2500万円となっている。
今期、出だしの3、4月はボリュームゾーンの回復などもあり前期を上回って推移、通期では、国際会計基準で売上収益は11・5%増の157億円、事業利益は6倍弱の8億円、営業利益は7億円、当期利益は3億4000万円を見込んでいる。