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総延長約60㎞の「九州北部幹線」供用開始  西部ガス


「福北幹線」との複線化で安定供給の強化へ

西部ガス㈱(福岡市博多区千代1丁目、道永幸典社長)が、2014年から約220億円をかけて建設していたガス輸送幹線「九州北部幹線」が完成し、12月から供用を開始した。

「九州北部幹線」は、北九州市若松区(ひびきLNG基地)~糟屋郡新宮町(的野ステーション)に敷設したガス輸送幹線。圧力・口径は7MPa(メガパスカル)(※)・500㎜。総延長約60㎞。福岡地区と北九州地区間を結ぶ既存の「福北幹線」との複線化で災害や事故に対するセキュリティ強化を図るとともに、安定供給の一層の強化を目的としたもので、今回の「九州北部幹線」の供用開始により「ひびきLNG基地」の建設から始まった一連の広域供給体制の整備が完了した。

※1MPa(メガパスカル)は10㎏/㎠

2020年12月29発行