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総合型地域スポーツクラブの子会社設立 リーフラス


Jリーグ参入を目指す

各種スポーツスクールの運営受託、スポーツイベント企画のリーフラス㈱(福岡市博多区博多駅南1丁目、伊藤清隆社長)は11月28日、社会人サッカーチーム運営などを手がける総合型地域スポーツクラブの子会社を設立した。

会社名は「北海道十勝スカイアーススポーツ㈱」(帯広市西3条南3丁目)。社長には元ヴェルディ川崎ゴールキーパーで、リーフラス常務取締役の藤川孝幸氏が就いた。資本金は1000万円。将来的なJリーグ参入を目指す社会人チーム「北海道十勝スカイアース」運営のほか、下部組織のジュニアユースチーム発足、リーフラスのノウハウを生かしたサッカー、野球、バスケットボールなどのスポーツスクール展開も視野に入れている。チームの選手はプロ契約のほか、大半は畑作や酪農などに従事しながら練習していく方針。また、小池一弘リーフラス取締役、昆享康リーフラス取締役のほか、金澤宗一郎帯広青年会議所2018年理事長予定者が取締役に就任している。

同社では「農業とスポーツを融合させた日本一の地域総合スポーツクラブとして地域活性化を図る」と話している。

同社は2001年8月設立、資本金1億6190万円、従業員数650人。売上高52億円(グループ合計)。全国でサッカー、野球、バスケ、陸上などのスクールを展開。会員数は4万3000人。

2018年1月16日発行