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総事業費60億円で上川端町に12階建ビル  福岡商事    完成は来年4月


 福岡市中央区赤坂1丁目の保険代理業、不動産賃貸・仲介の福岡商事株式会社(添田一哉社長)は、同市博多区上川端町に12階建のオフィスビルを建設している。土地代を含む総事業費は約60億円。
 場所は、国道202号(通称・明治通)沿いの博多リバレイン向かい側の川端商店街入口。1月下旬に着工したもので、来年4月末の完成を目指す。敷地面積は約2,500平方メートルで、延べ床面積は1万8,315平方メートル。名称は「博多ビル」(仮称)。1階はATMコーナーと約150平方メートルと550平方メートルの貸店舗で、2階は福岡銀行博多支店が入る。3階以上が貸事務所となり、ワンフロアの事務所面積は1,117~1,250平方メートル。賃料は未定。ビルは制震構造で、前面と側面がガラス張り。ネットワーク配線などに対応できるOAフロアを採用し、天井高は2m80cm。80台収容の立体駐車場を併設する。
 同社は1932年7月設立で、資本金は4,800万円。売上高は16億2,300万円(06年3月期)で、従業員は派遣社員などを含み約65人。福岡市内を中心にオフィスビル、商業ビルを5棟所有しているが、完成後は同ビルが最大となる。