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総事業費36億5千万円かけ4階建て新庁舎を建設 築上町
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完成は来年3月下旬の予定
築上町(新川久三町長)は現在、同町椎田に4階建て新庁舎を建設している。完成は来年3月下旬の予定で、総事業費は36億5千万円。
現庁舎が築57年と老朽化していることに加え、2006年の2町合併に伴う行政事務の拡大の影響で、事務室および会議室などが手狭になるなど庁舎としての機能低下や住民の利便性の低下が懸念され、早期の新庁舎建設が望まれていた。場所は現庁舎敷地内、現庁舎の北西側。敷地面積は約9968㎡(住民交流スペース部分約572㎡含む)、建築面積は同1907㎡、鉄筋コンクリート造4階建てで延べ床面積は同6228㎡。現庁舎の建築面積と延べ床面積がそれぞれ約2・3倍の規模となる。収容駐車台数は166台。
1階フロアには総合案内ほか、住民プラザや多目的ホールを設置。また、庁舎中層部に防災本部室を設置し、必要な設備や備蓄スペースを配置するほか、防災本部は耐震性や防火性の高い構造と該当箇所に床免震などを導入する。
昨年10月から付属建屋の解体・造成工事を開始しており、現在は新庁舎建設工事に着手。新庁舎完成後に本庁舎を解体する。なお、設計・施工業者は前田・松山・大建特定建設工事共同企業体となっている。
2020年10月27日発行