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給与支払方法に仮想通貨のビットコインを導入 プレディ


8月から企業間決済にも対応

県内11カ所で子ども向けプログラミング教室「ITeens Lab.(アイティーンズ ラボ)」を展開する㈱プレディ(筑紫郡那珂川町、古林侑樹社長)は6月26日、スタッフの給与支払いの一部に仮想通貨のビットコインを導入した。

「総合的なIT教育」を掲げる同社では、ドローンを使った課外授業など最先端のIT技術に触れ合う取り組みを推進している。今回はその取り組みの一環として実施すると同時に、IT分野に強い企業イメージの向上を図る。初月となる6月分の給与支給時には、75%のスタッフがビットコインでの支払いを希望した。8月からは会費支払いや企業間決済などにも対応していく予定。同社では「次世代の決済手段と言われる仮想通貨をいち早く身近なものとして取り扱うことで、スタッフの先見性を高めるだけでなく、日本円に換金する際に必要となるファイナンス知識を能動的に身に付ける機会にしていきたい」と話している。

2017年7月11日発行