結婚相談所事業を開始　テノ．サポート

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週刊経済2021年12月28日発行

名称は「テノマリ」

東証一部上場の㈱テノ．ホールディングス（福岡市博多区上呉服町、池内比呂子社長）傘下で、受託保育事業、ベビーシッターサービスなどを展開する㈱テノ．サポート（同）は１１月２２日、結婚相談所「テノマリ」を開始した。
これまで展開してきた育児・家事・介護に加え、ライフステージ支援の幅を拡大することで、事業間のシナジー創出につなげる狙い。５月に婚活支援大手の㈱ＩＢＪ（東京都新宿区、石坂茂社長）と業務提携し、同社が運営する日本結婚相談所連盟に加盟している。場所は呉服町ビジネスセンター５階。無料カウンセリングを実施し、入会後はマッチング、成婚までトータルサポートする。成婚後も元ウエディングプランナーが両家顔合わせや式場選びまでフォローするのが特徴。入会金は３万３千円（税込）。プランはスタンダードとプレミアムのほか、同社の企業理念「女性のライフステージを応援します」をもとにした女性活躍応援プランも設けた。入会期間中はキャリアコンサルタントによるセミナーなど、自分磨きができるセミナーが無料で受講できる。
池内社長は「保育事業を中心に家庭総合サービス事業を展開してきた当社グループにおいて、未婚化・晩婚化さらに少子化という社会課題に対しコミットすべく開設に至った。当社は女性の割合が多く、福利厚生としても活用してほしいと思う」と話している。
テノＨＤは１９９９年創業、２０１５年１２月設立。資本金４億５１１４万円。２０年１２月期売上高は１０７億７８００万円。従業員１９２４人（２０年１２月末）。１８年に東京証券取引所マザーズと福岡証券取引所Ｑボードに重複上場、２０年に東証第一部、福証本則市場へ市場変更。