NEWS

経産省のスタートアップ支援プログラムに採択 tsumug


グローバル展開目指す

電子錠開発の㈱tsumug(ツムグ・福岡市中央区大名2丁目、牧田恵里社長)は6月11日、経済産業省のスタートアップ企業支援プログラム「J‐Startup」の対象企業に採択された。
「J‐Startup」は経済産業省が促進するプログラムで、世界で通用するスタートアップ企業を生み出し、革新的な技術やビジネスモデルで新しい価値を提供することを目的としている。日本国内の約1万社のスタートアップ企業の中から、投資家など66人で構成された推薦委員により、独創性や成長性を評価された92社が選出されている。採択されたスタートアップ企業は大企業やベンチャーキャピタル、関係省庁の連携によりビジネスマッチングや海外へのイベント出展など国内外の展開に対するサポートを受けることができる。福岡からは3社選出された。
同社はスマートフォンの通信機能を用いて玄関の開閉や家族との開錠コード共有、開閉状況の監視などができる電子錠「コネクティッド・ロック Tink(ティンク)」を開発し、家庭用のほかに民泊や自転車レンタルなどのシェアビジネス、不在宅配などへの活用を目指している。同社は「安全・安心な電子錠を普及させていきたい。プログラムの支援を受けながら、グローバル展開を進めていけたら」と話している。
同社は2015年12月設立。資本金2億5477万円。従業員数20人。

2018年7月31日発行