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経済産業省の「地域未来牽引企業」に選定 エディットフォース
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2017年度の
九州大学発のバイオベンチャー企業、エディットフォース㈱(福岡市中央区天神1丁目、中村崇裕社長)は昨年12月22日、経済産業省から「地域未来牽引企業」に選定された。
同制度は地域の特性を生かして高い付加価値を創出する企業を評価することで、地域の経済成長を後押しすることを目的としたもの。企業情報のデータベースや自治体、商工団体、金融機関などの関係者からの推薦で、今年度は全国2148社、うち九州319社を選定している。中村社長は「今後も日本をはじめとした世界の産業を支えるゲノム編集・RNA操作ツールの開発企業として日々邁進していきたい」と話している。
同社は2014年12月設立。資本金3億1350万円。従業員25人。17年4月、QBキャピタル、東京大学エッジキャピタル、KISCO㈱(大阪市中央区伏見町3丁目、岸本剛一社長)の3社に対し総額3億円の第三者割当増資を実施した。
中村社長は神奈川県横須賀市出身。1972年3月2日生まれの45歳。名古屋大学大学院生命理学研究科博士後期課程修了後、イスラエル工科大学、名古屋市立大学博士研究員、日本学術振興会特別研究員、科学技術振興機構さきがけ専任研究者を経て、08年4月から九州大学農学研究院准教授。趣味は釣り。
2018年2月20日発行